火入れは12月の戌の日に?

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つい先日のこと、少し年上のお友だちと話していて、昔は「12月の戌(いぬ)の日から、暖房、つまり掘りごたつや薪ストーブを使いはじめると火事にならない」といわれたというのです。へぇ、初めて聞きました。スクールではふしぎなことに、そろそろ暖房しようかなぁと決めるのが毎年12月4日なんですよ、毎年同じ日に、と応えたのでした。今年は6日が戌の日みたいです。2日我慢することにしましょうか。

写真は去年の様子です。
ここでは、玄関に置いてあった大きな本棚を移動して無理やり設置した薪ストーブが来客をお迎えしています。いえ、ちゃんとストーブ工場に配置図面を確認してもらって大丈夫とお墨付きをもらっていますから心配はありません。ただ、念のため最小機種にしましたので、ソコしか暖かくないのです。いつか、大きな、家全体が温まるようなストーブを豪快に燃やしてみたいですね。

さて、そのストーブですが、天板にやかんや鍋をかけておくとお湯も沸きますし、スープも勝手に煮えてくれます。火を落とした窯にお芋を投げ込んでおくと焼きイモに変身しています。
写真の鍋は剪定した桜の枝を煮出して染色用の液をつくっているところ。毎年、GWのお休みには、庭で天ぷらや七輪焼肉をしながら、作業をしています。ほんのちょっとの量しか染められませんが、ほんのりピンク色に染まります。

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ストーブでも七輪でも燃える薪や炭を見ているとこころが癒されます。
原始の時代から暗闇を恐れ灯りに安心ややすらぎを感じて来た人類のDNAに刻まれた記憶かな。災害時に、インフラがストップしても薪を燃やせる、暖をとる、ごはんを炊くことができる箇所があれば、みんな生きていけるでしょう。いちいち、そんなことを想像して可笑しいな、と笑っていられるのは幸せな証拠ですね。

来年のさくらはどうでしょうね?
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